ステファン・ビュリオン
Stéphane Bullion パリ・オペラ座バレエ団 エトワール

2010年6月2日、ルドルフ・ヌレエフの「ラ・バヤデール」公演後にエトワールに任命される。

その後に加わったレパートリーには以下の作品が含まれる。「ヴァイオリン・コンチェルト」、「真夏の世の夢」(バランシーン)のテーセスとタイターニアの騎士、「オルフェウスとエウリディーチェ」(ピナ・バウシュ)のオルフェウス、「サインズ」(カロリン・カールソン)、「 A bras le corps」 (シャルマッツ)、「令嬢ジュリー」(ビルギット・クルベリ)のジャン、「アパルトマン」(マッツ・エック)、「やさしい嘘」、「詩編交響曲」(イリ・キリアン)、「マノン」(ケネス・マクミラン)のレスコー、「天井桟敷の人々」(ジョゼ・マルティネス)のバティスト、「白鳥の湖」のジークフリート王子とロットバルト、「シンデレラ」(ルドルフ・ヌレエフ)の映画スター、「狼」、「若者と死」、「カルメン」のドン・ホセ、「ノートルダム・ド・パリ」のカジモド(以上ローラン・プティ)、「ル・パルク」(アンジェラン・プレルジョカージュ)、「牧神の午後」(ジェローム・ロビンズ)。


 
〈オペラ座初演作品〉

「MC 14/22」プレルジョカージュ2004年

「マーラー交響曲第3番」ノイマイヤー2009年

「かぐや姫」キリアン2010年

「サイケ」のエロス ラトマンスキー2011年

「大フーガと浄められた夜」ケースマイケル2015年

「ポリフォニア」ウィールドン2015年

「プレイ」エクマン2017年

「ドッグス・スリープ」ゲッケ2019年

 

〈経歴〉

1994年:パリ・オペラ座バレエ学校入学

1997年:17歳でパリ・オペラ座バレエ団のコールド・バレエの一員となる。

2001年:コリフェに昇進。

「牧神の午後」(ヴァツラフ・ニジンスキー)の牧神、「ロメオとジュリエット」(ルドルフ・ヌレエフ)のパリスを踊る。

2003年:スジェに昇進。Prix AROP de la Danse 受賞。

「ジュエルズ」の「エメラルド」、「フォー・テンペラメント」の第3主題、「ドガの踊り子」(パトリス・バール)の黒服の男、「嵐が丘」(カデル・ベラルビ)のヒンドリー、「パキータ」(ジョゼフ・マジリエ、マリウス・プティパに基づくピエール・ラコット復元)のイニーゴ、「ミラージュ」(セルジュ・リファール)のThe Marchand、「眠れる森の美女」の宝石のパ・ド・サンク、「ロメオとジュリエット」のティボルトとベンヴォーリオ、「白鳥の湖」のロットバルト、「ドン・キホーテ」(ルドルフ・ヌレエフ)のエスパーダ、「イワン雷帝」(ユーリー・グリゴローヴィチ)の題名役、「プルースト」(ローラン・プティ)のモレル、「メディアの夢」(アンジェラン・プレルジョカージュ)のジェイソン、「グラス・ピーシズ」(ジェローム・ロビンズ)を踊る。

2008年:プルミエ・ダンスールに昇進。

「ジゼル」のアルブレヒト、「白い闇」(ナチョ・ドゥアト)、「ペトルーシュカ」(ミカエル・フォーキン)のムーア人、「パキータ」のルシアン、「カリギュラ」(ニコラ・ル=リッシュ)の題名役、「白の組曲」(セルジュ・リファール)、「椿姫」(ジョン・ノイマイヤー)のアルマン、「ライモンダ」のジャン・ド・ブリエンヌとアブデラクマン、「ラ・バヤデール」(ルドルフ・ヌレエフ)のソロル、「アルルの女」(ローラン・プティ)のフレデリ、「シッダールタ」(アンジェラン・プレルジョカージュ)の題名役、「イン・ザ・ナイト」(ジェローム・ロビンズ)を踊る。

 

芸術文化勲章シュヴァリエを受勲