1956年の設立以来、牧阿佐美バレヱ団は、芸術性豊かな心おどる舞台をつくり、かけがえのないひとときをお客様にご提供することを心がけ、地道に活動を続けてまいりました。
公演では、世界中のバレエファン共通の財産として広く親しまれておりますクラシックバレエをレパートリーの中心に据えながら、より新しい時代の独創性あふれる魅力的な振付家の作品にも積極的に取り組み、ますます充実したステージをご覧いただけますよう、常に挑戦を続けております。
さまざまな公演の機会を通じて、お客様に愛される良い作品、良いバレエダンサーを育てて次世代へとつないで行くこと、そしてバレエの多彩な魅力と楽しさを一人でも多くのお客様と分かち合うことに努力を重ね、最善を尽くしてまいります。
牧 阿佐美
1934年、東京出身、母はバレエダンサーであり、橘バレエ学校初代校長の橘秋子。幼時より母にバレエを教わり、1954年米国に留学、アレクサンドラ・ダニロワ、イゴール・シュヴェッツォフに学ぶ。
1956年、母と共に牧阿佐美バレヱ団を結成する。
1971年に母が死去した後、現役を引退して橘バレヱ学校校長として後進の育成、指導に当たる。
1999年7月~2010年8月、新国立劇場舞踊芸術監督
2001年4月~、新国立劇場バレエ研修所所長を務め現在に至る
1984年 ニムラ賞
1987年 芸術選奨文部大臣賞、東京新聞舞踊芸術賞、舞踊批評家協会賞
1996年 紫綬褒章を受章
2004年 フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章
2008年 文化功労者に選ばれる