【重要】2021年1月公演「ローラン・プティの夕べ」延期のお知らせ

牧阿佐美バレヱ団2021年1月公演「ローラン・プティの夕べ」は、政府による渡航制限、及び来日後の外出規制により、振付スーパーバイザーのルイジ・ボニーノ氏、及び照明デザイン・技術監修のジャン=ミシェル・デジレ氏の来日が困難な状況となったため、やむなく延期を決定いたしましたのでお知らせいたします。

 

■延期する公演

「ローラン・プティの夕べ」

日程:2021年1月28日(木)

会場:文京シビックホール 大ホール

 

「ローラン・プティの夕べ」は、牧阿佐美バレヱ団と親交の深かったローラン・プティ氏の没後10年を偲ぶ特別公演として、プティの代表作「アルルの女」をはじめ、実に15年ぶりの日本上演となる「ピンク・フロイド・バレエ」を予定しておりました。

「ローラン・プティの夕べ」は、改めて2021年度中の上演を予定しており、延期後の日程は詳細が決定次第お知らせいたします。

また延期後の公演では演目を、プティの代表作「アルルの女」*と「デューク・エリントン・バレエ」**に変更して上演を予定しています。

 

公演を楽しみにお待ちいただいたお客様に心よりお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

年間セット券をお求めのお客様には、チケットの払い戻し方法について詳細が決まり次第ご連絡を差し上げます。

今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。

*「アルルの女」

20世紀を代表する偉大な振付家ローラン・プティの代表作。

プティと牧阿佐美バレヱ団の交流は今から25年前、1996年<ダンス・ヴァンテアンⅣ>公演での「アルルの女」(日本初演)をきっかけに始まりました。

プティは牧阿佐美バレヱ団のダンサーたちの水準を高く評価し、「アルルの女」の上演以降、バレエ団は数々のプティ作品の日本初演を果たしてきました。

バレエ団が初めて上演したプティ作品として、そして、プティとの長年の協力関係を築くきっかけとなった思い出深い作品を2005年の大阪国際フェスティバル以来16年ぶりに上演します。


**「デューク・エリントン・バレエ」

ローラン・プティが、牧阿佐美バレヱ団の創立45周年のお祝いのために振付、牧阿佐美バレヱ団のダンサーがオリジナル・キャストとなり、2001年新国立劇場オペラ劇場で世界初演したバレエ作品です。

その後、再演を重ねバレエ団としては2008年のスペイン8都市ツアーで上演、2012年新国立劇場中劇場での上演を最後に上演ラインナップからは遠ざかっていました。

プティが牧阿佐美バレヱ団のために構想2年を経て振り付け、世界初演を果たした作品であり、バレエ団の長い歴史の中で海外の一流アーティストとのコラボレーションとしても最も大規模な演目のひとつです。

2001年の初演から20周年となる年に、心をこめて氏へのオマージュを捧げます。